昨晩は、昔一度観たことがある有名な名作映画を、あえてもう一度観返してみました。10年ほど前に観た時は「切ない恋愛映画だな」という程度の感想だったのですが、今の年齢になって改めて鑑賞してみると、当時とは全く違うポイントで涙が止まらなくなってしまいました。
映画のストーリー自体は変わっていないのに、観る側の私の経験値や価値観が変わったことで、受け取るメッセージがこれほどまでに変化するのかと驚きました。昔は気づかなかった脇役のセリフの重みや、映像の端々に込められた監督の意図が、今の自分には痛いほど伝わってきたのです。
これは映画に限らず、本や音楽、あるいは旅先の景色でも同じことが言えるのかもしれません。その時の自分に必要なメッセージが、必要なタイミングで届くようになっている。そう考えると、過去に触れた作品を「もう知っているから」と敬遠するのはもったいないなと感じました。
自分の感性がアップデートされていることを確認できた、とても有意義な夜でした。配信サービスのおかげで、昔の名作にも手軽にアクセスできる時代。これからも、名作と呼ばれるものには積極的に触れ、自分の中の引き出しを増やしていきたいです。次は、学生時代に挫折した長編小説に再挑戦してみようかなと思います。
