今日は、最近購入した一眼レフカメラを抱えて、近所の河川敷まで撮影散歩に出かけました。スマートフォンのカメラも高性能ですが、やはりファインダーを覗いて、自分の指先でピントを合わせる感覚は別物です。世界を自分の視点で切り取る作業は、どこか冒険に似たワクワク感があります。
狙っていたのは、日が沈む直前の「マジックアワー」と呼ばれる時間帯。空が青からオレンジ、そして深い紫へと移り変わっていくグラデーションは、息を呑むほどの美しさでした。刻一刻と変化する光の色に合わせて設定を変えながら、無心でシャッターを切り続けました。
出来上がった写真を見返すと、そこには肉眼で見るよりもドラマチックな風景が収められていて、カメラという道具の凄さを改めて実感しました。でも、一番の収穫は写真そのものよりも、その景色をじっくりと観察した「時間」だったのかもしれません。光の当たり方、風で揺れるススキの動き、鳥が飛び去る影……。
カメラを持つようになってから、日常の何気ないシーンも「被写体」として見るようになり、世界が以前より美しく感じられるようになりました。趣味を持つということは、人生を多角的に楽しむためのレンズを手に入れることなのかもしれませんね。今度はもっと遠くまで、まだ見ぬ景色を撮りに行きたいと思います。
